ただ話を聞いてもらっても何の解決にもならない?

今回はカウンセリングを受けようかどうか迷っているという方にカウンセリングの功名についてお話しようと思います。

カウンセリングのメリットに関してはよく言われることとして以下があります。

①話をすることで自分の考えがまとまる。

②感情を吐露することでストレス発散ができる。

③身近には誰にも言えない悩みを相談できる。また基本的にカウンセラーは考えや行動を責めたり倫理観で評価したりはしないので、純粋に相談に来た人の立場に立って考えてくれる。このため相談者の自己肯定感が上がり自信につながる。

④これはカウンセラーにもよりますが、精神的不調に対してや自己の変革に対して薬物療法に代わる選択肢としての心理療法を実施してくれる。

カウンセリングは現代の様な複雑で時に孤独すぐに結果を求められるような殺伐とした社会では特に必要とされていると感じます。

現在は特にコロナ以降顕著でその前からも徐々に進んでいましたがコミュニティーが希薄になってきていると感じます。同時に個人の自己責任が強調されますます孤立感が深まっているとも思います。

そして現代の風潮を今だけ・カネだけ・自分だけと揶揄した方がおりますが、まさにその通りだと感じます。そこでは自己中心的な風潮が蔓延し、他者への寛容性が失われ、とても窮屈で生きづらい世の中になってしまったと思うのです。それと同時に、立場のある人がまるで蜘蛛の糸にしがみつくようにそれを失わないための保身がひどすぎると思い、世の中自体を変えていかなければ、メンタル不調が絶えないとも思ったりし、一時期政治家を志したこともありました。

さて、話が大幅に逸れてしまいましたが後半はただ悲観的になったわけではなく、問題点をあぶり出し、改善につなげようという前向きな動機で書きましたので、あきらめず行こうと思います!皆さんは知っていただくだけで結構ですので、読んでいただいてありがとうございました。社会的な面でもがんばりますので、応援よろしくお願いいたします!

投稿者プロフィール

松坂寛之
松坂寛之くれたけ心理相談室(品川支部)心理カウンセラー

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